多機能トイレで待たされた経験を持つ車椅子使用者は94%

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Twitterに写真を上げたところ、反響があったのでブログにも。

「車椅子を使用する方は、多機能トイレが使えないことがあり困っています。」
「多機能トイレで待たされた経験を持つ車椅子使用者は94%」

このようは、表示などをしている多機能トイレを、コクーン新都心にて発見。
はい、多機能トイレは待たされますよね。中で使っていた人が、車椅子やオムツ替えの赤ちゃんなど、適正利用者ならばまだ良いのですが、明らかにそれ以外の利用者が長時間使っているケースに遭遇します。

駅やショッピングモールなど、一般トイレは大量にありますが、多機能トイレの数は一カ所に一部屋のみが多いです。

そして、「多機能トイレ」や「多目的トイレ」と表示している場所は、まだ良いのですが、中には「誰でもトイレ」と表示して、誰でも自由に使って良いよとしている場所もあります。

はぁ?、車椅子利用者は、そこしか使えないに、一般トイレが使える人まで使って良いとか!?

また案内文には、下記のような表示も。

「多くの人たちが使うようになって、しょっちゅう待たされるようになった」
「着替えをする人が長時間占用していて、その間待たされた」
「オムツ替えシートがたたまれておらず、車椅子使用者は自分で出入りできない」

などなど、車椅子利用者が困っていることが全て書かれていました。そう、おむつ替えシートを畳まない、子連れ。たまにいるんですよね。配置によっては、本当車椅子が使えなくなることも。オムツ替えシートを、一般トイレに設置するだけでも、かなりの利用者の分散化になりそうだけど。

そして、検索してみたら、全く同じ内容の物が国土交通省のHPがヒットしました。
http://www.mlit.go.jp/common/000209212.pdf (PDF)

まぁ、とりあえず適正利用者(車椅子、オストメイト、赤ちゃん・幼児連れなど)以外の利用は、控えてほしいものです。

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