大宮から、スカイツリートレインに乗ってみた

一昨日の3月11日、東武鉄道のスカイツリートレインに乗ってきましたので、記事にしたいと思います。

スカイツリートレインとは?

スカイツリートレイン(634型)
スカイツリートレイン(634型)

スカイツリートレインは、東武鉄道の観光列車です。浅草・スカイツリーを日光・太田・鬼怒川温泉・大宮などの各地を結ぶ臨時特急列車です。

東武6050系を改造した、634型と言う専用車両を使用していて、一部の座席が窓の方向を向いてたり、天井付近にも窓があるのが特徴です。
2012年から土日祝日を中心に臨時列車として運行されていましたが、2017年4月にて定期運行を終了するそうです。

実際に乗ってみた

以前から一度は乗ってみたいなと思っていましたが、定期運行が終了してしまえば気軽には乗車できないと思いましたので、乗ってきました。

特急券は、1ヶ月前より発売しているようですが、今回は当日購入でも余裕でした。販売箇所は、東武鉄道の駅や東武トップツアーズなどになります。

大宮駅のきっぷ売り場
大宮駅のきっぷ売り場

大宮駅の場合は、切符売り場横の窓口となります。

特急券・乗車券
特急券・乗車券

大宮駅では、発車時刻の8分ほど前に入線。発車票も「特急 スカイツリートレイン 浅草」と表示されていました。

発車票

先日、定期運行終了の発表があったばかりですが、ホームや沿線に撮り鉄は居ても、車内の乗客はガラガラ。乗車率はかなり低めでした。
見た感じの乗客層も、観光に行きそうな人では無く、鉄道マニアや鉄道好きの親子連れみたい人ばかりでした。

634型 車両外観 634型(車内窓)
車両のデザインは特別仕様で、車内の窓も天井付近まで大きくなっています。

まぁ、いくら特別車両を使った運行だとしても、肝心のスカイツリーが見えてくるのは終点近くのごく僅かな区間だけだし、あとは単調な関東平野の車窓だし・・
単調な関東平野1 単調な関東平野2 単調な関東平野3

大宮発車後、記念乗車証の配布もありました。

記念乗車証
記念乗車証

野田線内は岩槻で運転停車があり、スカイツリーライン内に入ったあとは、途中速度を落とす場面はありましたが、概ね高速運転でした。
(春日部で、6分ぐらい停車して、その間にスペーシアに抜かされたけど)

何と言っても特急料金が少しお高めだし(それでも、大宮発は値下げしているらしい)、大宮発は毎週土曜の一本だけのみでダイヤも微妙な時間帯(昼過ぎ)と使い勝手は悪く、定期運行終了も納得行きます。

メリットは、大宮からスカイツリーラインへ直通運転しているぐらい?
とは言っても、日常とは少し違った旅気分を都心近郊で気軽に楽しめました。

運賃

大宮からの運賃は以下の通りです。(乗車券運賃は切符利用の場合)

・大宮駅~とうきょうスカイツリー駅
乗車券650円 特急券510円 計1160円
・大宮駅~浅草駅
乗車券720円 特急券510円 計1230円

バリアフリー情報

スカイツリートレインは、4両編成で運行しています。
車椅子対応座席は、1・3号車にあります。車椅子対応の大型トイレもあります。
車椅子用スペースも広いので、車椅子に乗ったままでも、座席に乗り移っても車椅子は邪魔にはなりませんね。

634型(車椅子用座席)
634型(車椅子用座席)
634型(車椅子対応トイレ)
634型(車椅子対応トイレ)

自分は、座席に乗り移りましたが、ごく一般的なリクライニングシートでした。ちなみに、車椅子用の座席以外は、一段高くなってるようです。

パッとビジョン(LCD)

車内の案内には、パッとビジョン(LCD)があり、各言語に対応していました。(日・英・中・韓)
パッとビジョン(日本語) パッとビジョン(英語) パッとビジョン(中国語) パッとビジョン(韓国語)

その後

大宮からは1時間ほどで、とうきょうスカイツリー駅に到着。
終点の浅草駅までは行かずに、とうきょうスカイツリー駅にて下車。せっかくなので、ソラマチにも寄りました。

六厘舎 つけめん
六厘舎 つけめん

昼食には、「六厘舎」にてつけ麺を食べました。六厘舎は久しぶりに食べたけど美味しい!
そして、スカイツリーを外から眺めて帰路につきましたと。

スカイツリートレインとして役目を終了後は、634型はどうなるのでしょうか? 団体用等として残るんでしょうかね。

スカイツリー
スカイツリー

ちなみに、スカイツリーには2012年の開業直後に登ってるので、スカイツリーの様子を知りたい方は、下記のリンクの記事をどうぞ。

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