側弯症手術の危険性(失敗例も)

側弯症にかかわらず、大きな手術には危険性を伴います。
側弯症の手術についても、最悪下肢麻痺などの危険性が伴います。このページでは、手術失敗例も合わせて紹介しています。

側弯症の手術で考えられる危険性

側弯症の手術で考えられる危険性(合併症)は、軽度のものなら、術後痺れや痛みが残ったなどでしょう。
その他に、術後感染もあるでしょう。術後感染の場合は、高熱などに苦しむことになり、回復も大きく遅れることになります。

そして、側弯症の手術での最も怖い後遺症は、神経麻痺でしょう。
以前調べた、側彎症学会発行の「側弯症治療の最前線-基礎編」・「側弯症治療の最前線-手術編」によると。

18歳以下の手術の場合で、何らかの神経合併症は、1.0%の確率で発生しているようです。不全麻痺は0.5%、完全麻痺は0.09%などの確率のようです。
なお、そのうち不全は7割近くが、完全麻痺でも39%の人は、症状が回復しているようです。
麻痺の改善が見られなかったのは、0.03%しか無いようです。

手術失敗例

側弯症の手術での、失敗例(医療事故)に関する詳細な文献は、ほとんど出てきません。(海外サイトで数件ぐらい) まぁ、失敗してしまった医者も、積極的に論文などに書くとは思いません。と言うことで失敗例を書いておきます。

はい、私自身が側弯症の手術で医療事故に遭いました。下肢の運動神経の完全麻痺の障害が残りました。
麻痺の症状は改善しませんでした。温痛覚も感じません。残存症状が、触覚のみあることから、脊髄梗塞が疑われていますが、当時の担当医からは確定診断は受けていません。

上記で紹介したとおり、麻痺の改善も見られない症状は、0.03%程度とさらに確定診断も出していないと言うことで、医師に不信感がわくのは事実です。
また、術後感染にもあっており、結局感染を抑えることが出来ずに、手術から数週間後に、固定したはずの金属を抜いてしまいました。
手術では、自家骨も使用していましたが、結果的には金属も抜いてしまって、車椅子生活の後遺症が残ったと言うことで、はい。これが失敗例でしょう。

なお、病院からは補償などは一切ありませんでした。

終わりに

どんな手術でも、100%成功するとは限りません。しかしながら、特に若年での側弯症の手術の場合は、かなり安全だと考えられます。
とは言っても、不運なことに0.03%に含まれてしまったにもかかわらず、病院からの補償も無く、当時高校生の一人の人生を壊してしまった事例もあることを、インターネット上に残しておきます。

医療事故から10年経った心境は
ブログ記事「あの日から10年が経ちました <医療事故被害者の気持ち>」に書いています。

記事冒頭で紹介した、側彎症学会発行の「側弯症治療の最前線」は、ブログにても紹介します。
ブログ記事「自分の病気のことは自分で調べよう。[図書館編]」。


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