エレベーター。車椅子利用者が上下階の移動をする場合は、エレベーターに頼ることになります。しかしながら、利用者のモラルにより、中々エレベータに乗れないことがたびたびあります。
エレベーター
人間が、上下に移動する場合の移動手段は、階段・エスカレータ・エレベータがある。その中で、車椅子で利用できるのはエレベーターのみである。(駅の車椅子対応型エスカレータ除く)
しかしながら、エスカレーターなど他の手段を使う事が出来る健常者によって、車椅子利用者が中々エレベーターに乗ることが出来ない場面にたびたび遭遇します。
専用エレベーター
健常者のマナーが悪いために、車椅子などの利用者に限定した専用エレベーターが一部で登場している。写真は、東武百貨店(池袋)・高島屋(新宿)のもの。
エレベーター内に、店員が常駐しており、対象者以外は乗せない仕組み。ほぼ、確実に乗車することが出来ている。
優先エレベーター
ショッピングモールや観光地などで比較的多く見かける、優先エレベーター。
とは言っても、途中階で待っていて満員状態で到着して、(店員等が誘導してくれない限り)優先的に乗れることは無縁だ。
東京スカイツリーなどの優先エレベーターでは、誘導してくれる係員が居て、優先して乗せてくれる。
駅のエレベーターは
エスカレータが充実しており、重たい荷物などを持っていない限り、エレベーターを待つ時間の方がもったいないと思われる駅のエレベーターですが、時には健常者の行列が出来ていることも、よくあります。
駅のエレベーターは、上記のような専用や優先では無く、エレベーター横に写真のような小さな張紙があるのみ(JR東日本の場合)
なお、その張紙には、「車いすをご利用のお客さま、ご高齢のお客さま、お怪我をされたお客さま、妊婦中のお客さま、お子様連れのお客さま・ベビーカーをご利用のお客さまを優先させていただいています」と書いてある。
駅構内のエレベーターは、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律 のもと、設置されているので、本来ならば障害者や高齢者が優先的に乗れるようにするべきである。