バリアフリーにもいろいろあり、なぜ?と思うおかしな設備やこれは、便利だと思う設備を紹介。
便利な施設・設備
車椅子仕様自動販売機
病院や、大きな商業施設で見かける車椅子仕様の自動販売機。上段の商品も買うことができるようになっていたり、硬貨投入口の工夫や商品を取り出すのも簡単だ。
登録者専用身障者用駐車場
イオンなどで見かけるシステム。登録者に貸し出されたリモコンにてゲートを開閉するので、通常の駐車場と比べると健常者に不法占拠されるリスクは減っている。
しかし、障害者が同乗していないのに、家族が利用するケースなど、モラルの低下も見られる。
車椅子対応型ATM
ゆうちょ銀行のATMは、車椅子でも無理なく操作できるようになっています。手すりがあったり紙幣投入口にミラーがついて便利です。
ゆうちょ以外のATMは全般的に使いにくい物ばかりです。
ATMのことに関しては、ブログに詳しくまとめて見ました。
[ブログ] 車椅子利用者のATM事情【バリアフリー&ユニバーサルデザイン】
車椅子用操作盤
最近のエレベータにはほとんど付いている、車椅子用の操作盤。車椅子用のボタンを押すと、扉が開いている時間が長くなるなどの機能がある。
たまに、車椅子用の操作盤が無いときもあるが通常の操作盤に手が届く場合も多い。
スロープ付きホームドア
都営大江戸線で採用されている物。ホームドアにスロープを設置することで、車両との段差を解消し自力乗降が可能となった。
おかしな施設・設備
なぜ?と思ったおかしな物や不便な物などを紹介
急なスロープ
これは某病院の中です。この急なスロープは危険です。建物が古いからってこれには仰天しました・・。しかも数箇所あります。
写真ではわかりにくいですがかなりの勾配です。
専用駐車場なのに・・
入り口から一番近い場所に2台分の障害者専用駐車場があるのですが 駐車幅が一般の駐車場と同じなので隣に車が止まっていると乗降できません。??某総合病院の駐車場です。医療機関なのにこれはひどい・・
後日、同じ駐車場を見たら左の写真から右の写真のようにラインが引き直されていました。 それでも、まだ不完全な駐車場です・・・
歩道・側溝のふた
どこにでもあるような歩道や側溝のふたですがこれらは車椅子にとってはやっかいものです。まず、歩道ですがデザイン重視のために少しですがデコボコになっています。しかし車椅子には直に振動が襲ってきて操作も大変になっていきます。
また、視覚が不自由な方にはすいませんが、点字ブロックも車椅子には天敵です・・
側溝のふたは、写真のようなタイプだと前輪がふたに落ちる危険性があります。私も過去に何度か落ちてはまってしまい大変でした。
まっすぐではなく斜めに通るか、キャスター上げをやれば落ちる危険性は低くなります。