コロナワクチンを打ったお話【脊損は基礎疾患に入るよ】

相変わらず新型コロナが猛威を振るう世の中ですが、おかげさまで基礎疾患枠で新型コロナワクチンを打ちました。

今回は、副反応の体験談や基礎疾患の優先枠についてのお話です。

脊損は基礎疾患の優先枠に含まれます

新型コロナワクチンは、まずは医療従事者でその次に高齢者。高齢者の後に基礎疾患をお持ちの方が優先接種の対象になっていることは皆さんご存じだと思います。

この基礎疾患についてですが、厚生労働省のホームページなどでも対象の状態が載っていますが。具体的な病名や障害名が書かれているわけではありません。

脊髄損傷に関しては、分りやすい説明としては、日本せきずい基金の[会報89号]にて、脊髄損傷者は重症化リスクが一般成人より高く、厚生労働省の担当者も「神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態」に脊髄損傷が含まれると説明されています。

と言うことで、脊髄損傷の方でまだワクチン接種の予約を出来ていない方は、基礎疾患として優先的に予約できますので各自治体の案内に従って予約すると良いでしょう。
予診票の基礎疾患の所に脊髄損傷と記入しておけば大丈夫でした。

ちなみに自分が、せきずい基金の記事を見つけたのは8月に入ってからですが、脊髄損傷が基礎疾患枠に入ることは6月頃に早々と情報を入手していましたので、基礎疾患の予約が始まってからすぐに予約を入れていました。

予約・接種

自分が住む、さいたま市の場合は6月下旬から市のHPにてひっそりと基礎疾患の先行受付を開始。申請することで一般の方より数週間早く接種券が届き、予約できる仕組みでした。
こう言う優先や優遇される仕組みは、ワクチンに限らずひっそりと案内される場合が多いので情報収集は肝心です。

おかげさまで、1回目は7月16日・2回目は8月6日に接種が完了しています。さいたま市の場合は接種が遅れていると言う話も聞き、一般の30代の方は多分9~10月にならないと予約さえが出来ない状態なので早めに打つことが出来てありがたいばかりです。

ちなみに、さいたま市の場合は8月現在でも基礎疾患の優先を受け付けていて申請することで年齢制限を待たずに接種可能です。障害者手帳をお持ちなら申請も不要で予約できます。詳しくは市のHPをご覧ください。

浦和競馬場第1駐車場

接種会場は浦和競馬場第1駐車場にしました。予約が個別接種より早く取れたためです。シャトルバスもあり会場のスタッフも対応が良く素晴らしい集団接種会場だと思っていたのですが、浦和競馬場第1駐車場の接種会場はワクチン不足によりまもなく閉鎖されてしまうそうです。

副反応は

皆さん気になる副反応の体験談です。あくまでも一個人の体験談として載せておきます。
ちなみに、自身の状態としては30代・脊髄損傷(胸損レベル)、手動式車椅子、原疾患に神経線維腫症もあります。

接種1回目

ワクチン接種後4時間後ぐらいから腕が痛み始める。6時間後かなりの痛みを感じる。そして腕が肩より上がらなくなりました。
しかし、腕の痛み以外の症状は無く、接種翌日には痛みが軽減し始めて、翌々日には痛みもほぼ消えていました。

ちなみに自分の場合は、腕が痛いとは言っても手動式車椅子を漕いだりトイレに乗り移りなどの日常動作には支障はありませんでした。しかし物を持ち上げるのは大変だったかな?と言う印象です。

接種2回目

やはり1回目と同様、4時間後ぐらいから腕の痛みあり。しかし1回目よりは半分以下の痛みで肩よりも上に普通に上がるなど、日常動作には支障は一切無し。痛みは翌々日には完全に無くなっていました。

接種翌日に、僅かに倦怠感を感じましたが検温しても平熱で発熱はありませんでした。

副反応の確率は

ちなみに、接種後に配布された説明書にも副反応に関して解説がありましたが。

副反応の説明

腕の痛みは84.3%と多くの方に発現されますが、発熱は14.8%と実は1割強しかありません。(ファイザーの場合)
もちろん、この割合は高齢者含めた全年齢だと思いますので、若い方はもう少し発熱割合が多いのかもしれませんが、なんかマスコミの報道とか見てると、ワクチン打つと全員必ず発熱するぞ!みたな印象を感じてしまいますので。

結局準備していた解熱剤も使わずに終り。とりあえず、若い自分の世代でも「腕の痛み程度」の副反応で済んでしまう場合もある事を書いておきます。(※あくまでも一個人の体験談です。副反応は個人差があります)

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