【JRは、なぜ少ない】車椅子対応(幅広)自動改札について
2015/12/20
【追記-2015年12月】
この記事は2013年時点で投稿した記事です。2014年頃より新型自動改札(EG-20)の設置に伴い、JR東日本管内でも急速に幅広自動改札の設置が進んでいます。
健常者には不評のEG20も私たち車椅子利用者には便利になりました。
EG20設置事例↓
地下鉄や私鉄の駅では、多く見かける幅が広い自動改札。(と言うか、地下鉄(メトロ・都営)は全駅に設置されている?)しかし、JR東日本の駅ではあまり見かけません。
入場時は介助申請があるのでともかく、出場時は精算客で混み合う有人改札では無く、自動改札にSuicaをタッチしてすばやく出場したいところ・・
自分の知っている限り、JR東日本の駅で幅広自動改札が設置されているのは、
さいたま新都心、上野、新宿、恵比寿、横浜、大井町、秋葉原駅などのみとなっています。また、これらの駅でも全ての改札口にあるわけではありません。(例えば、上野は中央改札。秋葉原は電気街口)
※2013年現在のものです
写真は、恵比寿駅で撮影した物。JR東日本の駅では、このような幅広の自動改札設置が少ないのは何でだろうか・・ (さらに、恵比寿駅の場合は午前11時までは入場のみの一方通行と言うのも謎である。)
そのために車椅子の場合は、「裏が白い切符・車椅子マーク」が描かれた有人の通路を通り、かつ手渡しでSuicaの処理をしてもらう必要があります。大きな駅では、精算客で混み合い改札を抜けるのに時間が掛かることもある。
東京メトロのような、駅員さんが居る真ん前に、幅が広い自動改札を作ってくれると、入場も出場もスムーズになるんだけどな。
そうすると入場は、「○○駅までお願いします」と、言いつつ自動改札にSuicaをタッチする。出場は、普通に改札にタッチするだけ。
※下の写真は、JRの駅にある一般的な車椅子用(有人)通路、JR以外での設置例(ゆりかもめ)
個人的には、最近急増しているシースルー改札より、幅広自動改札の設置をして欲しい。なお、鉄道会社によっては幅が広い自動改札のことを「ワイド改札」と呼ぶところもあるみたいです。
最後になりましたが、他の鉄道会社と比べてJR東日本では、なぜ幅広自動改札の設置数が少ないのでしょうか・・。
ここからは、マニア的な話になりますが、現在自動改札の更新時期に伴い新型の自動改札に置き換えが進んでいるそうで、それに合わせて幅広の自動改札も設置して欲しいところだ。
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