2018年春 車椅子一人旅 1日目(後編)「トロッコ・ブラックラーメン」
2018/05/28
前回の記事、「2018年春 車椅子一人旅 1日目(前編)「新幹線・地鉄で 宇奈月温泉までGO」」から続きます。
今回の、富山旅1日目のメインである、黒部峡谷鉄道 トロッコ電車に乗りますよ。
車椅子でもOK バリアフリーです
トロッコ電車は、リラックス客車(13号車)に車椅子用スペースが設置されていて、同スペースなら車椅子のまま乗車が可能です。
宇奈月駅にはエレベーター、欅平駅にはスロープ(少し急)が設置されていますので安心して乗車が可能です。
なお、リラックス客車が連結されている便は限定されていますので、事前の時刻表の確認が必須です。
ちなみに、リラックス客車でも窓が半分ほど開きますので、トロッコ車両特有の爽やかな風も楽しめます。
乗車券はネット予約可能
ネット予約の申込みフォームに、車椅子や障害者割引の項目も設けられていて、車椅子でもネットから申込みが可能でした。
車椅子のまま乗車する場合は、リラックス客車のみ乗降可能ですので、リラックス客車を必ず指定しましょう。自分の場合も、車椅子1台・リラックス客車で予約したところ、当日13号車に指定されていました。
乗車券のみ障害者割引が可能です(単独可)。当日、手帳の提示が必要です。リラックス車両券(片道530円)は通常料金となります。
沿線風景は最高
宇奈月駅から欅平駅までは、片道1時間20分ほど。往復だと、たっぷりトロッコ列車を楽しむことが出来ます。
沿線風景も、絶景で楽しむことが出来ましたよ。
[宇奈月(14:14)→欅平(15:36)]
欅平駅
日程の都合上、欅平駅ではすぐに折り返しの列車に乗る必要があったので、滞在時間は20分ほどでした。
まあ、車椅子で散策できるのは駅前広場だけですし。
(他の車椅子利用者のブログによると、関係者用ルートで階段を使わずに、少し先まで行けるとの情報もありましたが、どっちみち急な坂道のようで、介助者必須で単独では厳しいようです。)
欅平駅では、トイレを済ませて(多目的トイレあり)、駅前の山々を撮影して、売店でお土産を買っていたら、あっという間に発車時刻となりました。
[欅平(16:01)→宇奈月(17:16)]
欅平駅では、鉄板を置いてくれました。トロッコの車椅子スペースは写真のようになっています。
富山地方鉄道で、電鉄富山まで
トロッコで宇奈月駅まで戻ってきて、そのまま宇奈月温泉駅まで移動して、再び地鉄に乗車です。
券売機で子供用切符を購入し、改札で「身」のスタンプを押してもらいました。(券売機の時刻が少し遅れているような)
約1時間40分ほどのローカル線旅を楽しんで、終点の電鉄富山まで乗り通しました。
14760形でしたので、とりあえず、行きと帰りで違う車両に乗れたので良かったです。
[宇奈月温泉(17:34)→電鉄富山(19:13)]
路面電車で富山城へ
一旦、ホテルに荷物を置いて、富山と言えば路面電車も有名なので。富山駅より地鉄の路面電車(環状線)に乗車。
国際会議場前まで乗車して、富山城を見ました。
本当は、翌日23日に行く予定でしたが、雨予報でしたので22日夜に行くことになりました。結果的には綺麗なライトアップも見れたので良かったです。(郷土博物館には行くことが出来なかったけど)
富山城を眺めるだけなので、滞在時間10分ほどで、すぐに路面電車で富山駅前に戻りました。
なお、路面電車は環状線なら全列車バリアフリー対応の低床車で運行しているようです。ホームと車両の段差や隙間が僅かでしたので(都内の大江戸線やゆりかもめと同程度)、車椅子単独乗降も可能でした。(なお、段差が残っている電停も見られました)
[富山駅(19:43)→国際会議場前(19:49)]
[国際会議場前(20:05)→富山駅(20:23)]
夕食は、富山名物「ブラックラーメン」
富山駅前まで戻ってきて、夕食は富山名物のブラックラーメンを食べました。
今年4月にオープンしたばかりの、パティオさくらにある「麺バルプライド」で美味しく頂きました。(写真には写っていないけど餃子も注文しています。)
ホテルは、バリアフリーでお馴染み「東横イン」
今回宿泊したホテルは、バリアフリーでもお馴染みの「東横イン」です。
「東横イン富山駅新幹線口2」は、今年4月にオープンしたばかりの新しいホテルです。
先ほど食べたブラックラーメンのお店がある、パティオさくらと隣接していて、コンビニ(ファミマ)もあって駅前なので、立地は最高に良いです。
ちなみに、SNS上の書き込み(クチコミ)によれば、ベッド脇にUSB充電口が付いているなど、最新設備の東横インと書かれていたので、少し楽しみにしていましたが。
ハートフルツイン(ハートフルルーム)には、そう言った設備は無く、今までと変わらない従来のままの設備でした。
まあ、もちろんバリアフリーなので宿泊自体は問題なかったけどね。東横インのバリアフリーについては、近いうちに別記事を公開予定です。
ちなみに、オープン1ヶ月以内なので、サンキューゴメンネキャンペーンが使えます。
ハートフルツインの場合は、予約の電話対応してくれたスタッフの方が、「公式HPから一旦、通常のツインで予約して再度折り返し電話してくれたら、ハートフルツインに変更するよ!」と教えてくれたので。
その技を使う事により、サンキューゴメンネキャンペーンの安い料金で泊まれました。
翌日(23日)は、富山市内観光へ
次の日は、世界一美しいスタバや、ライトレールに乗りました。
その模様は、「2018年春 車椅子一人旅 2日目「ライトレール・環水公園・海鮮丼」」に続きます。
※ブログ記事内の列車ダイヤは、2018年5月現在の物です。
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