高輪ゲートウェイ駅に行ってみた (最先端のバリアフリーも紹介)

高輪ゲートウェイ駅(駅舎)

3月25日に、高輪ゲートウェイ駅まで見物に行ってきました。高輪ゲートウェイ駅は3月14日に開業したばかりの新駅。最先端のバリアフリーもあります。そこら辺も含めて紹介したいと思います。

駅の紹介

高輪ゲートウェイ(駅名標)高輪ゲートウェイ(発車票)

高輪ゲートウェイ駅は山手線の品川~田町間に開業、京浜東北線も停車します。駅舎や駅名標は写真みたいな感じ。最近、都心で導入されてるLCD式の発車票も設置されてました。

高輪ゲートウェイ(屋根)高輪ゲートウェイ(コンコースより)

駅舎は屋根が高く開放的。コンコースからはホームや走行する列車も見れます。無人のロボットも多数活躍していました。

高輪ゲートウェイ(無人コンビニ)

駅内には無人コンビニもあります。商品を持つだけでコンピューターが認識、会計もSuicaでタッチするだけという最新技術。ただしオープン直後と言うことで、まだ誤認識があったり入店制限で行列待ちなど少々混乱してるようでした。
ちなみに、出入口のゲートの幅は広く車椅子でも十分通ることは可能でした。Suicaをタッチする部分も低めになってます。

高輪ゲートウェイ(E235系)

ホームの先端は撮り鉄スポットになってます。

バリアフリー

新型自動改札

新型自動改札

実証試験で設置されてる新型自動改札。こちらは、ICカードをタッチする部分が斜めになっています。

実際に使ってみましたが、車椅子だと従来よりかなりタッチしやすくなってる印象でした。今までは見えなかった残高表示も、確認できるようになったのは良いです。

JRのリリースによれば、こちらは2020年9月までの期間限定設置とのこと。QRコード機能はともかく、斜めのICカードタッチ部分はそのまま残してくれると良いのにな~。

高輪ゲートウェイ(改札口)

ホームの隙間

ホームの隙間縮小(山手線)ホームの隙間縮小(京浜東北線)

1月にJRからリリース(参考:車いす等をお使いのお客さまがご利用しやすい環境整備について[PDF])がありましたが、車椅子客の利用しやすい環境整備のために隙間を縮小する取組がJR東日本でもようやく始まりました。

高輪ゲートウェイ駅でも開業時から対応。ホームの隙間は以前より縮小されてます。ただし段差は少し残ってるのでキャスター上げは必要になるかもしれません。

隙間の縮小は、山手線や京浜東北線の駅に順次整備予定。山手線では、7月からは降車時は単独で降車できるようになる予定です。(参考:車いすをお使いのお客さまがご利用しやすい環境整備について~山手線における取り組み~[PDF]

(番外)acureの自販機

acure購入補助ボタン①acure購入補助ボタン②

意外と知られてないようなので紹介。JR東日本の駅で最近多く見かけるようになった、画面ディスプレイ付きの自動販売機(acure)。画面下部の<購入補助ボタン>を押すと、上段と下段の商品が入れ替わって車椅子利用者も自力で上段の商品を選択出来るという便利機能。

自分のTwitterにも、実際に画面が切り替わる場面を載せておきました。(本当は動画を撮影していたつもりなのに、LIVE Photosになってたのでそれを変換したやつです。)

とりあえず、今回の紹介はこんな感じです。延期になった駅前の開業イベントはどうなってしまうんでしょうかね。

スポンサーリンク