2019年夏 車椅子一人旅「秋田へ きらきらうえつで車椅子乗り鉄」
7月12日(金)に、東北へ日帰りで乗り鉄旅をしてきました。車椅子での乗車体験やバリアフリー情報なども合わせて載せておきます。
日程
大宮から新幹線に乗車して秋田へ。秋田では観光もして、きらきらうえつ秋田延長ダイヤに乗車。新潟から上越新幹線で大宮に戻る形と東日本を1周する感じでした。
初めて乗るE6系や、引退間近のきらきらうえつやE4系を楽しむ経路となっています。
1周を超えてるので乗車券も連続乗車券で発行でした。ちなみに連絡乗車券は（単独身割の場合）各区間で100kmを超えないと割引対象にならないようで、連続2の区間は通常料金でした。
大宮からE6系に乗車
秋田方面へは始発となる「こまち1号」に乗車。3時間20分ほどで秋田駅に到着しました。あっという間ですね。320km/h運転で速いです。
E6系の車椅子対応座席は一人掛けのため快適でした。肘掛けも動くタイプなので移乗も比較的簡単ですし、多目的トイレも広く車椅子でも快適でした。
ちなみに、東海道新幹線では殆ど繋がらない車内Wi-Fiも、東北秋田新幹線では快適に繋ぐことが出来ました。（一部のトンネルなど除く）
秋田観光
せっかく初めて秋田まで来てるので秋田観光もしました。
秋田犬（千秋公園）
秋田駅近くの千秋公園では「秋田犬ふれあい処」があって、秋田犬とふれあうことが出来ます。
事前に調べたら千秋公園は坂の上にある事が分かっていましたので、行きだけタクシーを利用しました。
秋田犬はとても可愛かったですよ。
比内地鶏
駅ビル内にあるお店で、比内地鶏の親子丼を食べました。とても美味しかったですよ。
秋田駅のバリアフリーは不十分？
秋田駅ですが改札内はエレベーターが整備されていますが、西口方面への自由通路には階段がありますがエレベーターはありません。
代わりに動く歩道が設置されていますが単独利用は禁止されているようです。今回は一人旅でしたのでインターホンで呼び出しする必要がありました。
新幹線停車駅の県庁所在地で通常のバリアフリールートが確保されていないとは少し驚きです。スタバの横あたりにスロープやエレベーターを設置するスペースはありそうなのに。
改札外の自由通路は自治体が管轄だと思われるので、秋田市のやる気次第なのかな？（もしも管轄が違ったらすみません）
ちなみにインターホンの呼び出し自体は、待ち時間は3分程度で駅員では無く防災センターと名乗っている方が担当していました。インターホンもかなり近づいて話さないと応答できないと担当者の方が話してくれました。
きらきらうえつ（秋田延長ダイヤ）
秋田駅からは、きらきらうえつに乗車です。通常は新潟～酒田間の運行ですが年に数回ほど秋田まで延長して運行されています。
秋田駅では隣のホームにリゾートしらかみも停車していました。リゾートしらかみもいつか乗ってみたいな。
車内には車椅子対応トイレも設置されていて、車内通路にはスロープもあります。座席の肘掛けは固定されていて動かないタイプでしたが車椅子を座席と直角に置くことで自分の場合は移乗は可能でした。
通路もやや広めのため、座席横に車椅子を置いたままでも大きな支障はありませんでした。
車椅子対応座席がある3号車はモハ車のため、485系の力強い走行音をたっぷり4時間以上楽しむことが出来ました。車窓も田園風景や日本海がとても美しかったですね。
車椅子でも売店まで行くことがギリギリ可能でしたので、車内の売店で「記念サボ」と「記念台紙」を購入しました。限定のパウンドケーキも欲しかったのですが売り切れでした。また、乗車記念証の配布もありました。
MaxときE4系
あと数年で上越新幹線からE4系は引退するということで、新潟からは乗り継ぎの新幹線を1本遅らせてE4系の指定を取りました。とは言っても大宮着は8分ぐらいしか変わらないので問題ありません。臨時列車のMaxとき374号へ乗車でした。
E4系は2階建て新幹線ですが、フラットシート（FL）と呼ばれる平屋部分にも座席があり、そちらに車椅子対応座席が設置されています。肘掛けも動きます。
おわりに
今回の旅のメインは9月で定期運転を終了する、きらきらうえつでしたがとても楽しかったですね。秋田新幹線E6系にも初めての乗車でしたが、こちらも快適でした。さて、今度はどの方面に遠出してみようかな？
ちなみに今回のきらきらうえつでは、指定券が補充券で発券されました。補充券については別記事で公開しましたので良かったらご覧ください。
https://sekisonn.com/mt/2019/07/kirakirauetu-ticket.html