車椅子は、ベビーカーと兼用にされる運命なのか?

最近、JR東日本や東京メトロなどの車両にベビーカーマークの表示が始まっています。

従来の車椅子用スペースとの兼用のようです。

埼京線(E233系)
埼京線(E233系)
東京メトロ(丸ノ内線)
東京メトロ(丸ノ内線)

しかし、この車椅子用スペース。立ち客のよりかかることに使われたり、大きな荷物を持った人が使っていたりします。

車椅子客が来た際は、譲ってくれる人も居れば、譲らない人も少なからず居ます。

この現状で、今回ベビーカーを許可したことで、さらに車椅子利用者の利用チャンスが減ることが予想されます。車椅子用スペースは1編成辺り2カ所しかありません。

 

2015年に、山手線には新型車両のE235系が導入されます。E235系では11両編成の全ての号車に、車椅子やベビーカーが利用できるフリースペースが導入予定であり、上記のような問題は幾分解決できると思いますが、現状のE231系やE233系ではベビーカーと兼用にするのは、どうかと思います・・

 

と言うのも、車椅子はトイレも赤ちゃんのオムツ替えシートと兼用。最近では、駐車場も妊婦と兼用と・・

確かに、子供連れも場合によっては弱者かもしれませんが、何でもかんでも、車椅子と一緒にされると・・

例えば、多目的トイレ。使用済みのオムツ替えシートを戻さないで放置して、車椅子が利用できなくなったり・・。エレベータの順番を守らないベビーカーママさんとか・・・。もちろん、全ての母親が悪いわけではありませんが。

ベビーカーマークが提示される前の、車椅子用スペース
ベビーカーマークが提示される前の、車椅子用スペース

 

スポンサーリンク