脊髄損傷=車椅子スポーツやれ、は何故か?
自分のような、ある程度自立したレベルの方は特にそうだと思われますが、特に医療関係者から、よく言われることがあります。
「車椅子(障害者)スポーツは、やらないのか?」
と、車椅子スポーツを勧めてくる方が多いです。
健康のため? リハビリのため? 趣味?
スポーツ自体は、確かに体を動かすことは良いことだと思いますし、健康のためにも良いかもしれません。
しかし、脊髄損傷だからと、=(イコール)障害者スポーツを勧めてくる医療関係者が、まあまあ多いのです。
スポーツは健康のため以外にも、趣味や余暇にもいいとかと言いますが、この世の中スポーツ以外にもいくらでも趣味の対象はあります。
スポーツは大嫌い
自分は、はっきり言ってスポーツを観戦するのは、まだ良いとしても、スポーツ自体をやるのは大嫌いです。
健常者時代から、運動音痴でスポーツも苦手で運動神経も悪く、スポーツは大嫌いでした。学校で一番嫌いな教科と言えば体育でしたし、部活動も全て文化部でした。
運動が苦手で嫌いなのは、車椅子利用者になった今でも同じです。
障害者スポーツは、お金が必要
仮に障害者スポーツを本格的に始めようと思ったら、競技にもよるでしょうけど障害者スポーツには、専用の車椅子や器具が必要になり、それらは日常用の車椅子と違って助成もありません。
専用の車椅子は、かなりの高額です。
つまり、言い方は悪いですが、障害者スポーツは障害者の中でも金持ちの人しか出来ないスポーツなのです。もちろん、そんな財力は自分にはありません。
まとめ
健常者と同じく、車椅子利用者(脊髄損傷者)にもスポーツに不得意、好き嫌いがあることを、勧めたがる皆さんは頭の中に入れて欲しいです。
と言うことで、障害者スポーツを勧めたがる医療関係の皆様。車椅子利用者本人側から、「スポーツやってみたい」と言われたら、環境等を協力してあげてください。自分は、あくまでも観戦専門です。
とは言っても、全く体を動かさないのは体に悪いと思われるので、日常生活で目的地まで片道3~4km程度ぐらいなら、車椅子自走で移動したりはしています。(ただし地形の起伏が小さい場合のみ)
(※記事中の写真は過去に撮影したもので、特に関係あるものではありません)
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